Rehabilitation

2つのキーを同時に押すことが難しい時は、固定キー機能がおすすめ!

 

キーボード入力の際、ショートカットのように同時に2つ以上のキーを押すことがあります。
脳卒中による片麻痺や神経難病などによる上肢機能障害がある場合、この『同時にキーを押す』という動作が難しくなる場合があります。
そんな時はアクセシビリティ機能である『固定キー』を使用するとよいかもしれません!

愛東さん、ちょっとご相談が・・・
ん?どうしたの?
担当してる片麻痺のクライアントさんのパソコン操作なんですが、
片手だけでの操作なのでキーボードのボタンを同時に押すのが難しくて・・・
マウスでの操作で対応はできないの?
できるにはできるんですが・・・、
病前のやり方に近づけたいみたいなんです・・・
んー、
そうなると『固定キー』の機能がいいかもしれないね!
固定キー???




「固定キー」機能とは?

押したキーをロックした状態にすることができるのがこの「固定キー」と呼ばれる機能です。
キーをロックすることで、そのキーを“押しっぱなし”にしなくても他のキーを同時に押すことができます!
もちろんコンピュータアクセシビリティ機能の一つでもありますから、コストをかけずに導入できます!

起動方法

この固定キーを起動する方法ですが、

「Shift」キーを5回連続して押すショートカット
「スタート」→「コントロールパネル」→「コンピューターの簡単操作」(Windows7以降) 1から固定キー機能を有効にする
の2つの方法があります。

固定キーの詳細

この固定キーをONにしたとき、画面の下部にある通知領域に上記のような固定キー有効化のアイコンが表示されます。
またこのアイコンは現在ロックされているキーによって以下のようにそれぞれ表示が変わります。

[Shift]キーがロックの状態

[Ctrl]キーがロックの状態

[Windows]キーがロックの状態

[Alt]キーがロックの状態

固定キー機能が有効な対象疾患や障害

「同時に複数のキーを押す」ということが困難な場合ですので、

脳卒中による片麻痺で片側の上肢(手指)しかタイピングに使うことができない。
上肢機能が全廃の状態のため、タイピングにはヘッドスティックやマウススティックを使用している。
といったケースに有効な場合が多いようです。

まとめ

この固定キーの機能は脳卒中による片麻痺の人だけでなく、マウススティックやヘッドスティックを使用してキーボードを打つ方法を取る人にとっても有効ですから、OTの臨床でパソコンを導入する場面でも知っておいて損はない機能だと思います。

作業療法士は語りたい!

この機能、もっと早く知っておけばよかったです。
そうすれば今までのいろんなクライアントさんのパソコン操作がもっと楽にできたのに・・・
そうだねー。
やっぱりOTの臨床では医学寄りの「技術」や「知識」は重要だけど、こういう一見「豆知識」にも捉えられるようなことも知っておくべきかもね!
専門知識だけではOTの臨床や現場では不十分ってことでしょうね・・・。
反省。
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Notes:

  1. Win+Uでショートカット可能
 

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