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トイレのIoTサービスを考える -「健康チェックはトイレから」の時代がくる?

 

インターネットの発展や今後5G(第5世代移動通信システム)のインフラの整備によってさらに様々なもののIoT化が進むと言われています。
そこで今回はこのIoTについて“トイレ”に焦点を絞って考えたいと思います。

IoTとは?

IoTとは、Internet of Thingsの略であり、

インターネット経由でセンサーと通信機能を持ったモノ

…という意味になります。

俗に「モノのインターネット」とも言われています。

このIoT技術の発展によってこれまで埋もれていたデータをサーバー上で、処理、変換、分析、連携することが可能になります。

トイレ×IoTに多いサービス

トイレ×IoTを利用したサービスをざっくり調べてみると、比較的多いのが次の2点になります。

  • “トイレの空き状況”を管理するサービス
  • “トイレを適切に使用しているかのチェック”のためのサービス

以下に詳しく解説します。

“トイレの空き状況”を管理するサービス

まず、トイレ×IoTで多いのが「トイレの空き状況」を管理するサービスです。
やっとたどり着いたトイレが全部使用中…という俗にいう“トイレ難民”を解消するためのサービスと言えます。

Throne(スローン)

トイレ空席管理IoTサービス「Throne」(スローン) とは、株式会社バカン(VACAN, Inc)が提供するトイレにおける「混雑状況がわからない」をIoTを活用して解決するクラウドサービスになります。


画像:Throne公式サイト

特徴としてWi-fi環境があればトイレの壁に後付けで設置可能なため、既存の店舗や会社のみならず野外のトイレなどでも利用できるという点があげられます。

KDDI IoTクラウド~トイレ空室管理~


画像:KDDI IoT

携帯電話、スマホでおなじみのKDDIもこのトイレ×IoTのサービスを展開しています。

このサービスはウェブ画面からトイレの利用状況を確認することができ、待ち時間の短縮や清掃のタイミングの最適化など効率的な運用を図ることを目的としています。


画像:KDDI IoT

導入事例として小田急伝的の電車や駅内への設置事例があげられていますが、公共トイレにおいては事故の早期発見や犯罪の防止にも役立たせることができるようです。

“トイレを適切に使用しているかのチェック”のためのサービス

トイレ×IoTの目的としてのもう一つは、“生産性向上”という点があげられます。

上述したトイレの空き状況を把握するサービスも、従業員向けの場合は満足度の向上にもつながります。
また従業員のトイレの長時間占有(つまりサボリ)の防止から、社内のトイレの利用率、稼働率、占有率といったデータを見える化することでの生産性向上を目的にしているようです。

疾患予防のためのサービス

毎日トイレをいつものように使用するだけで、生活習慣病といった疾患予防を行えるようにするのもトイレ×IoTによるサービスの恩恵とも言えます。

スマートトイレ“SYMAX”

自宅やオフィスのトイレでおしっこをするだけで、その場で体調を分析することができるサービスがこのスマートトイレ“SYMAX”になります。
トイレに設置したセンサーによって、おしっこをするとすぐに簡単に自分の体調について分析してくれ、その結果が登録しているスマホに表示されます。
定期的な「健康診断」をする前に、毎日の体調の変化をトイレという習慣の中に組み込むことは、利用者にとっても負担なく行えることですから非常に継続的に利用できるサービスなんだと思います。

まとめ

トイレ×IoTを調べると、

  • トイレ難民の解消
  • 生産性向上
  • 疾病予防

…と非常に幅広く活用できるのことが分かります。
毎日使用するトイレだからこそ、IoTの技術で便利に快適に有意義なものにできるのでしょうね。

作業療法士は語りたい!

毎日のトイレで疾病予防ができるサービスは非常に気になりますね。
“予防”っていってもなかなか習慣化されないけど、
トイレのように毎日の必須活動や、すでに習慣化されている作業のなかに組み入れてしまうと、非常にスムーズに実施できると思うんだよね。
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