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作業療法がテーマのウェブマガジン“作業療法プレス”始めます。

 

医療分野における“作業療法”の基礎が生まれてから約200年、日本で作業療法士協会が設立されて50年。
もちろんこの間に社会は大きく変わってきています。
それと同時に生活スタイルや価値観だって変化してきていますので、その「生活」を扱う作業療法にだって求められてくるものは変わってきているはずです。

作業療法プレスの目的

はじめまして。
作業療法士をしております“愛東和家”と申します。
今回『次世代の作業療法を考えるウェブマガジン』と銘打って(笑)、“otpress.info”というドメイン取得までしてこのようなウェブコンテンツを立ち上げたのは次のような目的があります。

1.臨床や現場での実践的な情報、スキルの提供
2.作業療法の原理原則への回帰と現在への応用
3.作業療法の新たなニーズを考える
4.筆者自身の勉強の為(笑)

このように大きく4つに分けてみました。
以下にそれぞれの目的についてお話します。

臨床や現場での実践的な情報、スキルの提供

作業療法は必然的に「トップダウン」の考え方を基にしていますし、その方がクライアントへ作業療法としてのより多くの価値提供を行うことができると考えています。
しかし養成校のカリキュラム、臨床実習での指導教育、臨床にでてからの職場での教育や各種研修会などは、どうしても「ボトムアップ」の考え方を基礎にしてしまっているように感じています。
もちろん「ボトムアップ」の考え方、教育アプローチは必要です。
基礎的な知識、技術を広く学ぶことで初めて臨床や現場で“使える”ようになることも事実です。

ただし作業療法士にはそれだけでは“もったいない”と思います。
クライアントが持つ生活上の課題解決が作業療法の目的とするのなら、トップダウンの考え方が基礎になければ大なり小なり「クライアントとの目標認識のズレ」ができてしまいます。
例えるなら、“それは地図も持たないで船で海にでるようなもの”で、目標達成には程遠い結果になってしまうことが多いと言えます。

当ウェブコンテンツである『作業療法プレス』では、意識的に「トップダウン」の考え方を基に情報提供を行い、より実践的なスキルの提供を行っていきたいと思っています。

作業療法の原理原則への回帰と現在への応用

近年よく言われている『OTのPT化』です。
これは特に身体障害領域の作業療法に言われていることでしょうが、もっと差別化をする必要があると思っています。

「作業療法だから・・・上肢を診る」
「作業療法だから・・・ADL訓練」
「作業療法だから・・・高次脳のクライアントが対象」
「作業療法だから・・・福祉用具に詳しくないといけない」

…といった短絡的なことではないのだと思います。

もともとの「作業療法の原理原則」といったものを改めて考えたうえで、「なぜOTは上肢を診るのか」「なぜOTがADL訓練を行うのか」「なぜOTは高次脳を扱うのか」「なぜOTは環境や福祉用具の知識を得るのか」といったことを考えることが、結果として一人の作業療法士がクライアントに提供できる価値の質と量が向上するのだと考えています。

作業療法の新たなニーズを考える

筆者自身、気が付いたら臨床経験14年になっていました(笑)
その間真面目に臨床に取り組んでいたかというと、実はそうではなくかなりの脇道に反れていってしまったように感じます(笑)

あまりおおっぴらには言えませんが、この14年の間は、

・バンド活動(自主制作でCDも出しました)
・音楽レーベル、事務所の設立(全国流通とマネジメント業務もしました)
・ライブハウス運営(雇われ店長でした)
・アパレルブランド設立(営業に飛び回っていました)
・ホスト(お酒飲めないのにがんばりました)

…といった規模は大なり小なり、一見すればまったくOTの仕事とは繋がらないようなことをしていました(苦笑)

もちろんその間ずっとOTとしても働いていたのですが、様々な業界・業種を経験すると、不思議と医療分野であるはずの作業療法の「概念」や「知識」「技術」、クライアントの課題達成のための「プロセス」といったものは、

「リハビリテーションだけに留まらないのではないか?」
「もっと汎用的なものであって、幅広く応用できるのではないか?」

と気づくことができました。

この“気づき”は今後の作業療法の発展の一助になるということを強く感じています。
俗にいう「作業療法士の職域拡大」なんてテーマにもつながっていきます。

筆者自身の勉強の為

…そのままです(笑)。
30代も中盤になるとこういった形でアウトプットしないとなかなか…(苦笑)

作業療法プレスの扱い方

前述した「筆者の脇道に反れまくった人生」を見てもらえばご理解いただけるでしょうが、正直言って筆者自身「マジメな人間」ではありません。

専門用語ばかりの文献や論文をみると眠くなってしまいますし、小説を読むって言ったってラノベばかり…。
たまにはマジメな本を読もうとしても、手に取るのは「漫画で分かる○○」な書籍ばかり…。

作業療法士を含め、医療従事者の方は勉強熱心で優等生タイプな方が多い気がします。

…僕は全くもって正反対の立ち位置にいる人間です。

そんな人間がつくるウェブコンテンツですから、真面目な文章ばかりではちょっと心が折れてしまいます。

なので各記事には「会話形式」の箇所がちりばめられています。

パソコンで読む場合にはそれほど問題ないかもしれませんが、スマホで読む場合には結構縦長になってしまいます。

…御了承ください(泣)

作業療法プレスのマネタイズについて

当ウェブコンテンツではGoogle Adsenceによる広告収益、Amazonや楽天といったアフィリエイト広告によってマネタイズ(収益化)を図っていきます。

「結局アフィブログじゃないか!うざっ!(怒)」

というお声をいただきそうですが、これはOTの職域拡大、また障害を持った方のSOHO支援、最終的には起業という選択肢の一つにつなげていくためのプロセスとしてデータ収集も兼ねてですのでご了承ください。

最後に

当ウェブコンテンツでは便宜上「患者」という表現をせず「クライアント」と表現をしています。
これはOTが活躍する領域は病院のみではない、という事実と考えに基づいています。
なので「臨床」ではなく「臨床や現場」という表現もしております。

加えて執筆内容に関しては、文献やウェブ、論文だけではなく筆者自身の経験や考えも含んだ上での内容になっています。
なので100%確実なエビデンスに基づいているわけではないのですが、なるべく実践的であるような内容にしていきますのでご理解ください。

もちろんご意見や修正箇所などございましたら、遠慮なく お問合せにご連絡ください。
そういったご指摘も自分の勉強になりますし、大変ありがたいことと考えています。

…ただできることでしたら、ダイレクトにディスられると数日凹むのでお手柔らかにお願いします(泣)

では、最後に…

まだまだ小さくて、ゆっくりまったり育てていくコンテンツですが、何卒よろしくお願いします。

作業療法プレス編集部 愛東和家

 

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OT愛東

臨床15年目の作業療法士。
作業療法士としてのキャリアと同時に、音楽関係、アパレル関係、ナイトビジネスなどの経験を経て現在ウェブ事業の展開も行っている。
現在は作業療法士のキャリアアップを目的としたウェブメディア『作業療法プレス』をはじめ、複数のブログメディアを運営。
また、自身の様々なキャリアから、改めて「働き方」を考え、支援するために“働きにくさをリハビリする”産業作業療法研究会を設立。
日本作業療法士協会会員・日本職業リハビリテーション学会員・両立支援コーディネーター

OT若菜

臨床3年目の新人作業療法士。
手先が器用なため、手工芸を用いたアクティビティでの介入が得意。
これといった趣味はなく休日は家でダラダラしている。
現在彼氏募集中。
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