Rehabilitation

髭剃り動作の評価のポイントについて

 

髭剃り動作に対して作業療法士が評価をする場合、どのようなポイントを抑えて行う必要があるのでしょうか?
今回はこの髭剃り動作の評価のポイントについてまとめました!

髭剃り動作の評価のポイントについて

ADLでも整容動作として扱われる髭剃り動作ですが、この動作を作業療法士が評価するポイントについては次のとおりになります。

  • 髭剃りの方法
  • 髭剃りの頻度
  • 物品操作能力
  • 剃り残しの程度

髭剃りの方法

一般的に髭剃りの方法としては、T字カミソリで剃る方法、そして電気シェーバーで剃る方法の2つがあげられます。
クライアントが元々どちらの方法で髭剃りを行っていたのか?
もしくは、どちらの方法で髭剃りを行うことを希望としているのかを明確にしておく必要があります。

髭剃りの頻度

髭剃りは朝の身だしなみというイメージが強いのですが、実は夜の入浴時に行っているという男性も多いんです。
クライアントが習慣的にどのタイミングで髭剃りを行っていたのかを、評価として把握しておくことも重要です。

物品操作能力

T字カミソリにしろ、電気シェーバーにしろ、“髭剃り”という動作には物品操作能力が求められます。
さらに、顎や顔の形状に合わせてカミソリorシェーバーの向きを変えていくことも求められるため、かなり高度な上肢機能が必要になります。
握力やピンチ力、上肢機能といった能力や失行症状の有無などを評価することで、髭剃り動作の自立度や動作方法の検討を行うことができます。

剃り残しの程度

剃り残しがないように丁寧に髭剃りを行う能力が必要とともに、髭剃りを行った後、きちんと剃れているか、剃り残しはないか確認できるかどうかも評価対象となります。
この際は、剃り残しの部分を感じ取るための手や手指の感覚、鏡を使って視覚的に確認できる能力の有無などを評価する必要があります。

まとめ

日常生活のなかで、髭剃り動作をどのような方法で、どのタイミングで行っていたのかを把握するとともに、剃るという動作に必要な能力、剃り残しの確認といった髭剃り動作の質に対してのフィードバック能力など、非常に評価する項目としては多くある動作が髭剃り動作とも言えます。
安全性は高くても、刃物を扱う動作なので怪我のリスクなどにも注意して評価する必要がありますね!

作業療法士は語りたい!

髭剃り動作も「女性にとって馴染ない動作だから」と言って無視するわけにはいけませんね。
作業療法士は生活に関わる動作については、きちんと知識として身に着けておく必要があるってことだろうね!
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