上後鋸筋は、胸部の上後部に位置し、急乳児に肋骨を拳上する薄い筋肉になります。
今回はこの上後鋸筋の起始、停止や支配神経、基本的な働きについて解説します。
目次
上後鋸筋の起始・停止について
上後鋸筋の起始、停止ですが…
- 起始:頸椎および胸椎の棘突起(C7からTh3)
- 停止:肋骨(第2から第5)
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…となります。
以下に詳しく解説します。
起始
上後鋸筋の起始ですが、C6~T2(T3やT4と書いてある文献もあります)の椎体の棘突起と項靭帯に付着します
停止
上後鋸筋は第2~第5肋骨の肋骨角外側に付着(停止)します
上後鋸筋の支配神経について
上後鋸筋の支配神経についてですが…
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肋間神経
…となります。
上後鋸筋への血液供給動脈について
上後鋸筋へ血液供給している動脈は…
肋間動脈
…となります。
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h2>上後鋸筋の主な働き
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上後鋸筋は主に
第2~第5肋骨の挙上
つまり、肋骨を持ち上げるとともに、呼吸を助けるという機能を担っています。
上後鋸筋を英語で何て言う?
Serratus posterior superior muscle
上後鋸筋をラテン語で何て言う?
M.serratus posterior superior
読み方
セレイタス ポスティアリア スーピアリア