アクティビティ

ドラムやパーカッション演奏で免疫力アップを図る“リズムセラピー”がすごい!

 

長く医療の現場に関わっていると、病気にならないための予防にも病気を回復するためにも“免疫力”が欠かせないんだと痛感させられます。
モーツアルトなどの音楽を聴くことで免疫力が上昇するってことは比較的周知されていますが、どうやら楽器演奏にも免疫力アップの効果があるということがわかってきました。
そこで今回は『ドラムやパーカッション演奏で免疫力アップを図る“リズムセラピー”』ということについて!

そもそも“免疫”って?


免疫とは病原菌やウイルスなどの外敵の侵入を防いだり、 体内にできた害をもたらす細胞を除去するという自己防衛機能。 体内で発生したガン細胞や外から侵入した細菌やウイルスなどを常に監視し撃退するその仕組みは実に精巧にできており、いくつもの免疫細胞が協調しあって働いています。 免疫細胞たちは、あなたが意識していない間にも、ガン細胞を死滅させたり、風邪などの病気にかからないように外敵の侵入を防いだりしてくれています。
引用:免疫力とは?

ウイルスや病原菌と戦う力、それが「免疫力」です。

免疫力がアップすることでのメリット


免疫力が上昇すると、

・風邪やインフルエンザ、ノロウイルスやO-157大腸菌による食中毒など、様々な感染症を防ぐことが出来る
・血行が改善し、肩こりや冷えが解消され、高血圧などが改善される
・心臓病、動脈硬化、C型肝炎、脳梗塞、糖尿病、リウマチの予防になる
・ガンを予防し、発症してしまったガンの進行を遅らせることができる。
・ガン自体を消滅させることが出来たという事例も報告されている。
…などの効果があげられます。

現代人は不規則な生活やストレスによって非常にこの免疫力が低下していると言われています。

ドラムやパーカッションが免疫力アップに効果的

神経免疫学者でありMind-Body Wellness Centerの医療ディレクターでもある“バリー・ビットマン博士”は、「(免疫力をアップさせるには)音楽を聴くのも良いが、「グループ·ドラミングセッション」に参加した人々はナチュラルキラー細胞が大きく活性化した」という研究結果について述べています。

ヘルスリズムスについて

ヘルスリズムスは、アメリカのリズムセラピー研究所で生まれた「複合的グループドラミング」による「科学的研究に基づいた健康増進プログラム」です。
このプログラム、先ほどのバリー・ビットマン博士とパーカッションメーカーである「REMO社」、そして音楽療法士のクリスティーン・スティーブンスという方によってつくられたようです。

楽器メーカーが全面的にかかわっているという点ですごい興味深いです!

ヘルスリズムスの効果

免疫力アップの効果を得られるだけではなく、集団でのドラム、パーカッションセッションを行うことで次のような効果も得られます。

・精神的なストレスによる疾病の予防
・不安、緊張、敵意、抑鬱、無気力、混乱などの陰性要因が減少し、意欲や積極性が増加する
・脳内神経伝達物質「セロトニン」が増量する
・自尊心の回復
・他者とのコミュニケーションの促進
…などがあげられます。

まとめ

音楽が健康に効果があるっていうことは何度か記事にしていますが、こういうドラム・パーカッションセッションによるプログラムは初めて知りました。
作業療法士がこのリズムセラピー、ヘルスリズムを学ぶことで、介護予防事業などに応用できるかもしれませんね!

作業療法士は語りたい!

リズムセラピーもそうだけど、
世の中には様々な“セラピー”が存在するんだよね!
効果のあるなしに関わらず、どのようなものがあって、どういう取り組みをされているのかは
作業療法士として知っておくべきことかもしれませんね!

参考記事:10 Easy Ways to Boost Your Immunity
     Your Brain On: Music
     Drum Up Your Immunity
     リズムセラピー研究所
     

 

おすすめ記事

作業療法における面接の2つの目的とは? 脳卒中感情障害スケール(JSS-D・JSS-E)の方法とカットオフ値について FIM移動(歩行・車いす)における項目や具体例、採点方法について 就労継続支援B型の特徴や対象、平均工賃についてまとめてみた。 視覚障害を持つ人へiPhone・iPadができる11のサポート機能まとめ

関連記事

Sponsored Link

OT愛東

臨床15年目の作業療法士。
作業療法士としてのキャリアと同時に、音楽関係、アパレル関係、ナイトビジネスなどの経験を経て現在ウェブ事業の展開も行っている。
現在は作業療法士のキャリアアップを目的としたウェブメディア『作業療法プレス』をはじめ、複数のブログメディアを運営。
また、自身の様々なキャリアから、改めて「働き方」を考え、支援するために“働きにくさをリハビリする”産業作業療法研究会を設立。
日本作業療法士協会会員・日本職業リハビリテーション学会員・両立支援コーディネーター

OT若菜

臨床3年目の新人作業療法士。
手先が器用なため、手工芸を用いたアクティビティでの介入が得意。
これといった趣味はなく休日は家でダラダラしている。
現在彼氏募集中。
PAGE TOP