カール・ヤスパースの名言・格言 – 戦争や平和についての言葉 –

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精神科医であるカール・ヤスパース氏は哲学者としても非常に活躍した人物です。
戦争を体験したという背景もあることから、政治評論家として活動もしていて、“平和”についても多くの言葉を残しています。

そこで本記事では、カール・ヤスパースの名言。格言についてご紹介します。

カール・ヤスパースについて

  • カール・ヤスパース(Karl Theodor Jaspers、1883年2月23日 – 1969年2月26日)
  • ドイツの哲学者、精神科医であり、実存主義哲学の代表的論者の一人
  • 『精神病理学総論』(1913年)、『哲学』(1932年)などの著書が有名

カール・ヤスパースの名言・格言について

ここではカール・ヤスパースの名言や格言についてご紹介します。

平和は自由によってのみ、自由は真実によってのみ、可能である。

世界の平和は各国内の平和から始まるのである。
指導権をめぐる内政的、精神的な争いから、場合によっては暴力を用いかねないような平和破壊のものの考え方を消し去らねばならない。
内政に平和の破壊があったのでは、外政における平和を可能にできるはずがない。

我々は結局のところ、かつてないほど依存し合っている個人個人にすぎませんが、同時に根源としての我々自身に投げ戻されています。
めいめいが自己に投げ戻されているのです。
肝心なのは自分だということをめいめいが知らなければなりません

次の戦争を確信する者は、他ならぬその確信によって戦争の発生を促すことに協力しているのだ。
平和を確信する者は、のんびりしているうちに知らず知らず戦争に巻き込まれてしまう。
ただ危険を見、一瞬もそれを忘れない者のみが、理性的に振る舞い、その危険を追い払うために可能なことを果たすことができるのである。

真実と自由は、虚偽と暴力のように堅く結び合っている。
真実さのみが自由な世界を一つに結ぶ。真実さがなければ、自由な世界も消失する。
自由と虚偽は互いに排斥し合う。自由な世界のみが平和になることができる。
自由な世界は、虚偽を虚偽で打ち負かそうとする無駄な争いを捨てる。
不真実はいずれも、全体主義への道をたどる一歩である。

不真実は本来的に悪であり、あらゆる平和の破壊者である。

過去というものは、人間がいかなる態度をとるべきかを教える力がない。
そのことは、人間が自分の回想する過去の光の中で覚醒し、自分自身で決断しなければならないことを意味する。

人間への信仰は、人間の存在を可能ならしめる神性への信仰を前提としている。

犠牲は、超時間的な、超感覚的な、無制限なものと結びついている。
それは、たとえ「無駄」であろうと、「無意味」ではない。
犠牲は、すべての人間的な事象を超えた神秘を啓示するものである。

人が悪くなくなればいいのにという。
そして、何々が悪だと決めつける。
けれども、そうだろうか。悪は必ず存在する。
なぜならば、私たちに自由があるからだ。
この自由があるから、同時に悪は存在し得るのだ。
自由がないのならば、そこは単に平坦な世界であり、善も悪も存在し得ないことになる。
しかし今、悪があるからといって、悪いものがあるわけではない。
もし、悪があるというのなら、それは私たちの意志なのだ。
私たちの意志こそ悪であり得るのだ

意味のある日、無駄な日があるのではない。この一日、またこの一日、毎日毎日が高価なのである。

希望喪失はすでに敗北の先取りである。
人間にできることがなお残されている限り、希望を失うことは許されない。

愛することの反対は憎むことではなく無関心であることだ。

すべての信仰にある特徴は、不信仰をしりぞける点である。

真理は二人から始まる。

セラピストは語りたい!

精神科医、哲学者、そして政治評論者とあって、言葉に正義や平和についてが織りこまれている感じがしますね!
第二次世界大戦を経験したことや、奥さんがユダヤ人のためナチスの強制収容所に送られそうになるといった、
壮絶な経験が根っこにあることも理由と言えるだろうね!
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