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円回内筋(えんかいないきん)- 起始停止・

 

円回内筋は前腕の前区画の浅層筋であり、主に前腕の回内作用に働きます。
その点では回外筋とは拮抗する筋になりますが、今回はこの円回内筋について、その起始、停止や支配神経、基本的な働きやトレーニング方法などについて解説します。

円回内筋の起始・停止について

円回内筋の起始、停止は…

  • 起始:上腕骨内側上顆(上腕頭)、尺骨鉤状突起(尺骨頭)
  • 停止:橈骨

…となります。
以下に詳しく解説します。

起始

円回内筋の上腕頭は、上腕骨の内側上顆と内側上腕筋間中隔を起始として起こります。
そして、発達の弱い尺骨頭は上腕頭より深く尺骨粗面の内側縁から腱膜性に起こります。
この上腕頭と尺骨頭が両頭合して下外方へ走るのが特徴になります。

停止

円回内筋の停止についてですが、扁平な腱となり橈骨の中央部の少し上でその外側面と後面にかけて、回外筋の停止の下(回内筋粗面)の下に付着(停止)します。

円回内筋の神経支配

円回内筋の支配神経は、

・正中神経(C6~C7)
…となります。

円回内筋への血液供給動脈について

・尺骨動脈
・橈骨動脈

円回内筋の主な働き

円回内筋の主な働きは、

①前腕の回内
②肘関節の屈曲
…となります。

前腕を内方に回し(回内)、また肘関節をまげる働きをします。
ちなみに、肘をまげた状態では回内の力は弱くなるのが特徴とも言えます。

円回内筋が働く場面って?

円回内筋が働く具体的な場面についてですが、日常生活(ADL)とスポーツ場面において以下に解説します。

ADL

・缶やビンなどの容器からグラスに飲料を注ぐ時
・容器の蓋を回して開ける(右手)時

スポーツ

・ゴルフや野球のスイング(押し込む後ろの手)
・テニス・バドミントンのスマッシュ

円回内筋のトレーニング方法

・ダンベル・プロネーション

円回内筋を英語で何て言う?

Pronator teres muscle

円回内筋をラテン語で何て言う?

M.pronator teres

読み方

プロネイター・テレス

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