なーるほどって思っちゃいました。
作業療法士というリハビリセラピストを生業にしているので、高齢者に関わる機会が多いのですが、「お墓参り」という行事も結構重要だったりします。
ご先祖様はもちろん、長年連れ添った配偶者や自分の両親の墓参りに障害があるから行けなくなった…と嘆く方も多いんです。
なので今回ご紹介する“ワンカップ大関”の線香なんかは、非常に「お墓参り」という行事の重要性を改めて考えさせられるような気がします。

ワンカップ大関の線香について


2018年の4月に発売開始して、非常に人気らしいです!
線香の製造段階から日本酒である「大関」を配合しているので、パッケージだけ大関を模しているわけではなく、その香りもしっかり「日本酒」のようです!


ターゲットは若い世代?


この大関とのコラボ線香である「ワンカップ大関ミニ寸線香」ですが、実は現段階で約60種類がある「故人の好物シリーズ」の最新作とのこと!
元々このシリーズは“先祖を供養することについて若い世代に関心を持ってもらうため”に2009年に始まったようです。

最初の商品は「ワンカップ大関ローソク」


2009年当初からお墓参りには必須な「ろうそく」と、お供え物に多い「ワンカップ大関」のコラボ商品を販売していたようです。
たしかにお墓参りをすると、墓前にワンカップがお供え物にある光景を頻繁に目にしますね。。

“故人を偲ぶ”ということはリハビリとしても効果的では?


その相手が両親でも親戚でも、自分の配偶者でも、高齢者にとって「思い出す」ということって非常に重要なことです。
認知症の作業療法の現場では頻繁に行われている「回想法」に近いものだと思いますが、故人との思い出やエピソードといったことを話題にするということは、
非常に脳を活性化することでもあるので、リハビリテーション的な方法の一つなんだと思うんです。

お墓参りという重要な作業活動


前々から思っていたんですが、「お墓参り」って非常に重要な活動の一つであり、アクティビティとしても有用なのではないでしょうかね?
多くの障害を抱えている高齢者の方も「歩けなくなってお墓参りに行けなくなった」と悲しむ様子を目の当たりにしてきました。
もちろんお墓参りですからほとんどが悪路の場合が多く、屋内を杖や歩行器、車いすで移動するのとは違い求められる身体能力も介助能力も高いものであることが障壁ですけど。

お墓参りが親戚や家族と関わるきっかけになれば…


自分にも当てはまることですが、大人になり仕事や家庭を持つと「お墓参り」って少し縁遠くなってしまっている気がします。
お盆やお彼岸の時期になると「行かなきゃな」と思うのですが、距離が遠かったりするとなかなか行動に移すことができなかったりします。
お墓参りって高齢になればなるほど、重要な行事の一つになってくる印象があります。
若い人はもちろんですが、「お墓参り」という活動を通して最近顔を出してなかったような親戚や家族と連絡をし、またやりとりをすることって、
「地域コミュニティ」ならぬ「親戚コミュニティ」の再構築につながるのでは?なんて思うんです。
ま、そのきっかけのひとつにこの「ワンカップ大関線香」が促進剤みたいになるのかなーなんて(笑)

まとめ

この「ワンカップ大関線香」の記事をみつけ、前々からなんとなく思っていた「お墓参り」という活動を改めて考え直すことができました。
…お墓参り、行かなきゃな。。

作業療法士は語りたい!

お墓参りを作業活動としてみる場合、
回想法、外出機会の創出、コミュニティ形成…といった要素を含んでいるってことですね!
あとはお墓参り自体を動機付け、目標とすることも有効かもしれないね!
「ワンカップ大関線香」をきっかけに、リハビリテーションとしての介入を広げることができるってことですね!
ただ単純に「面白い商品」とするか、「リハに応用できる道具」と捉えるかが、作業療法士としての面白いところかもね!