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令和の時代に求められる作業療法について

 
令和の作業療法

今日から元号が変わり“令和”になりました。
昭和生まれで平成に変わるのをリアルタイムでみていた自分としては、なかなか感慨深いものがありますが、心機一転ということで“令和の時代に求められる作業療法”について考えてみました。

作業療法とは?を調べてみた

作業療法とはなにか?ということを調べると、
『作業療法 (さぎょうりょうほう、英:occupational therapy) とは、リハビリテーション訓練のうち、主に巧緻性、ADL(日常生活動作)、上肢の運動機能、高次脳機能の向上を目的としたもの。』
…とされています。

たしかに一つの見解としては間違ってはいませんが、作業療法士として15年以上臨床や現場で関わってきた中で感じることは、この一文だけでは非常に最小限の説明でしかなく、同時に非常に作業療法の可能性を狭めているようにも感じます。
時代はものすごいスピードで変化しています。
それに伴い求められる“作業療法”の形も変わっていくと思うんです。

作業療法の定義の改訂

実際に作業療法の定義も変化しており、2018年5月には次のように改定されました。

作業療法は,人々の健康と幸福を促進するために,医療,保健,福祉,教育,職業などの領域で行われる,作業に焦点を当てた治療,指導,援助である.作業とは,対象となる人々にとって目的や価値を持つ生活行為を指す

この定義からもわかるように、作業療法はもはや医療や保健、福祉といったメディカルな領域に限らず活躍できる職種であることが示唆されています。
(詳しくは作業療法の定義が改定されて広がった作業療法の対象と可能性の記事にて触れています)

今後の作業療法に求められていること

昭和の時代に国家資格となった作業療法は、平成の時代に広く社会へ浸透してきました。
今後の令和の時代では、作業療法はさらに多くの領域や分野に浸透していくと考えられます。

個性や多様性が尊重され、様々な生き方、生活様式が生まれ、
“ダイバーシティ”という言葉も広がり、「何が正解の生き方」ではなく「どの生き方も正解とする世の中」になってきています。

その時はもしかしたら“作業療法”という名称ではなく、概念だけを残した他のものになっているかもしれません。
もしかしたら様々な形の“作業療法”の派生が生まれているかもしれません。

それについての賛否両論はここでは言及しませんが、なにより作業療法の考え方、発想、障害や生きづらさ、そして“生活していくこと”について深めていく一つの学問になっていくとも考えています。

その作業療法の可能性を広げていくためにも、原点である概論や基礎的な知識はどんなキャリアの作業療法士にとっても必要なことと考えています。
少しでもOTPRESSがつくるコンテンツによって“作業療法”を生業としている人が成功していくことを願っています。

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