個人的な話ですが、趣味程度にギターを弾いたりドラムを叩いたり尺八を吹いたりしています。
ギターに限ってはバンドでギタリストをしていた時代もありましたが、まあ楽器を演奏することは好きなんです。
実はこの楽器を演奏するということは非常にメリットがあり、ある種“脳トレ”にもなることがわかっています!

楽器演奏を行うことでのメリット

楽器演奏のトレーニングを行うことでのメリットについて。

楽器の演奏練習はスポーツや演劇、ダンスに比べると2倍以上認知、非認知能力を向上させることができる


ドイツの専門家の研究によると、楽器演奏のトレーニングを行うことは認知能力を向上させるだけでなく、物理的なスキルとパフォーマンスを向上させることが判明したと発表されています!

楽器の演奏練習が終了した後でも、良い効果が数年間持続する


神経科学の学術誌に掲載されていた2012年の研究によると、「音楽的な訓練(楽器演奏経験)」を受けたのが過去であっても、長期間その影響が持続するとのこと。
子供のときに楽器を学ぶと、年をとってもポジティブな影響を受け続けるということのようです。
これは認知機能の低下やアルツハイマーなどの病気に対する抵抗力としても効果があり、症状の進行を遅らせることにつながるようです!

音楽を学ぶということは学術的な成功にも貢献する


カリフォルニア大学のジェームズ・カテラル博士が、学生2万5000人を対象に調査をした結果、音楽と芸術を学ぶ生徒は成績が良いうえに欠席が少なく、地域のボランティアにも積極的に参加していることがわかったとのこと。
楽器演奏は脳内のネットワークを強固にする効果もあるので、このような点で学術的な成功につながるのだろうと考えられます。

楽器を演奏していた高齢者は、精神が研ぎ澄まされている



高齢の楽器奏者は、楽器を演奏しない人に比べて認知テストの結果が良いことがわかっています。
また、エモリー大学のブレンナ・ハンナ博士が、60~83歳の70人に対し認知症テストを実施したところ、楽器演奏者は最高レベルのスコアを記録し、楽器を演奏しない人よりも優位な結果となったとの報告もあります。

楽器演奏がもたらす脳への影響

楽器演奏にメリットがあるということはわかりましたが、では脳にどのような影響があるのでしょうか?

脳の灰白質の保持



灰白質とは「記憶の保持と運動能力を司る」脳の部分の名称です。、
ハーバード大学の神経学者Gottfried Schlaug氏による2003年の研究で、ミュージシャンの脳が、そうでない人の脳より多くの灰白質を持っていることがわかったようです。
ミュージシャンは、演奏するたびにこの灰白質を訓練していると言えます。
南フロリダ大学のJennifer Bugos氏による別の研究では、ピアノの個人レッスンを受けた60歳から85歳の高齢者が、6ヵ月後に、記憶の保持、言葉の流暢さ、情報処理、また計画力について明らかな改善を示したとしてるようです。

ドーパミンの分泌



楽器演奏によって脳内の快楽物質であるドーパミンが楽器演奏をすることによって多く分泌されることがわかっています!
つまり脳科学的にも“意欲向上”につなげられる可能性がある…ということです!

まとめ

幼少期のころに楽器演奏の訓練を受けるといいとは聞いたことがありましたが、高齢の方にもよい影響があるということは初めて知りました。
少しでもいいから、楽器演奏を続けていくことが、脳トレにもなり認知症やうつ病といった疾病予防、症状改善にもつながるってことは非常に魅力的です!

作業療法士は語りたい!

老若男女問わず、楽器を演奏することは経験しておく必要があるのかもしれないね!
“情操教育”の一言では収まりきらないほどのメリットがありますからね!   

参考記事

The Surprising Thing You Should Learn to Raise Your IQ, Improve Memory and Language Fluency
Mind Body Green