Rehabilitation

ジェブセン手機能テストの方法や対象疾患について

 

上肢機能、手の機能検査で“ジェブセン手機能テスト”というものがあります。
リハビリテーションなどの効果判定に使用される検査なので、その方法などについてまとめてみました!

ジェブセン手機能テストとは?


ジェブセン手機能テスト(Jebsen-Taylor hand function test:JTHFT)とは、被験者であるクライアントの手の機能の改善を意図した“手術”や“装具”、“リハビリテーション(理学療法・作業療法)”、“薬物療法”の治療効果を判定するためのテスト法の開発を目的としたものになります。
つまりこれらの効果判定のための検査…と捉えてよいようです。

ジェブセン手機能テストの特徴について

このテストの特徴としては、

①標準化された課題を用いて測定し、基準値と比較すること
②ADLにおいて普段使用されている手の動作を広く評価すること
③テストした手動作のカテゴリーにおける能力を記録すること
④短時間のうちに容易にテストできるよう簡単に利用できる装置で行うこと
…などがあげられます。

対象疾患について

このテストは、

・脳性まひ
・外傷性四肢麻痺
・頸髄損傷
・脳卒中による片麻痺
・関節リウマチ
・熱傷
・先天性奇形
…といった上肢機能の障害を有する疾患を対象に用いられます。

ジェブセン手機能テストの検査方法

ジェブセン手機能テストは7種類のサブテストで構成されています。

①書字

②カードめくり

③小物のつまみ上げ

④食事のまね

⑤チェッカー

⑥大きく軽い物品

⑦大きく重い物品

まとめ

論文や文献を調べてみましたが、他の上肢機能検査、手指機能検査に比べるとあまり日本ではジェブセン手機能テストは使われていないんでしょうかね?
リハの効果判定に使用される点では非常に魅力ある検査なんですけどね。

作業療法士は語りたい!

どうして日本ではジェブセン手機能テストは広く使われていないんでしょうかね?
“Google Scholar”で論文検索しても、日本語での論文ではあまり数は多くないみたいだね。
理由としては、このテスト器具を扱ってる代理店が国内にないってのもあるかもしれないね。
作業療法士の上肢機能に対しての介入の効果判定に有効な点からも、
もっと広く使われてもいいような気がしますけどね(泣)

関連記事:一般的な上肢機能の検査の種類と、その用途についてまとめてみました!

 

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