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下前頭回 – 機能・障害・場所・役割について

 

下前頭回は前頭葉にある脳回の一つであり、ブローカ野も含む領域です。
今回はこの下前頭回の機能や障害、場所についてまとめてみました!

下前頭回とは?


前頭葉にある脳回の一つです。

下前頭回の場所について

下前頭回の場所についてですが、

①下前頭溝:上端
②外側溝:下端
③中心前溝下部:後端
…といった境界内に位置しています。

以下にそれぞれ詳しく解説していきます。

①下前頭溝:上端

これは左大脳半球の外側面を横からみた図になります。
下前頭回(オレンジ)の上端の境界は下前頭溝(赤)であることを示しています。

②外側溝:下端

下前頭回(オレンジ)の下端の境界は外側溝であることを示しています。

③中心前溝下部:後端

これは左大脳半球を上からみた図になります。
下前頭回(オレンジ)の後端の境界は中心前溝(赤)であることを示しています。

下前頭回の領域について

下前頭回は以下の3つの領域に分けることができます。

①弁蓋部:外側溝上行枝の後部にある皮質領域
②三角部:外側溝上行枝と水平枝の間にある皮質領域
③眼窩部:外側溝水平枝の下部または前部にある皮質領域

弁蓋部について

下前頭回の弁外部と呼ばれる領域は、中心前溝下部と外側溝上行枝で囲まれた領域を指します。
この弁蓋部は三角部とともにブローカ野を形成しています。

三角部について

下前頭回の三角部と呼ばれる領域の後部は、弁蓋部とともにブローカ野(BA44,45)を形成しており、言語理解などに関わっているとされています。

眼窩部について

下前頭回の前下方を占める眼窩部とよばれる領域で、文章理解に関わっているとされています。

ブロードマンの脳地図における下前頭回について

下前頭回は、

・ブロードマンの脳地図における44野
・ブロードマンの脳地図における45野
・ブロードマンの脳地図における47野
…の領域を含んでいます。

下前頭回への血液供給血管について

・中大脳動脈

下前頭回の機能について

下前頭回の主な働き、役割ですが、

・遂行機能(前頭前野)
・言語表出(優位半球後部・ブローカ野)
…があげられます。

下前頭回の障害について

下前頭回の領域が損傷されることで、

・遂行機能障害
・ブローカ失語症
・半側空間無視(右下前頭回)
…などが可能性としてあげられます。

下前頭回を英語ではなんと言う?

Inferior frontal gyrus

下前頭回をラテン語ではなんと言う?

gyrus frontalis inferior

下前頭回の略語について

IFG, GFi
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