Rehabilitation

Hornblower’s test – 回旋筋腱板後部(棘下筋・小円筋)損傷の評価として

 

回旋筋腱板損傷への徒手的な検査方法として“Hornblower’s test”があげられます。

本記事では、このHornblower’s testの目的や方法、診断学的有用性について解説します。

想定読者としては…

  • 作業療法士(整形領域)
  • 理学療法士
  • 柔道整復師

…になっています。

Hornblower’s testの目的について

Hornblower’s testとは、

回旋筋腱板後部(棘下筋と小円筋)の損傷の評価

…を目的としている徒手による検査方法になります。

Hornblower’s testの検査方法

ここでは、Hornblower’s testの検査方法について解説します。

検査の概要としては次のとおりです。

  1. 立位もしくは座位姿勢にする
  2. 両手を口に持ってくるようにする
  3. 検者は肩関節外転の左右差に注目する
  4. 肩関節外転を伴う場合は陽性

以下に詳しく解説します。

1.立位もしくは座位姿勢にする

被験者を立位、もしくは座位姿勢にします。

2.両手を口に持ってくるようにする

被験者に両手を口にもってくる動きを促します。

3.検者は肩関節外転の左右差に注目する

被験者がこの動きをする際に、検者は被験者の肩関節の外転の左右差について注目して観察します。

4.肩関節外転を伴う場合は陽性

肩関節外転を伴う場合を陽性とします。
この肩関節外転を伴う動きはHornblower’s signと呼びます。

Hornblower’s testの診断学的有用性

著者 信頼性 感度 特異度 陽性尤度比 陰性尤度比
Lasbleiz S,et al(2014) 棘下筋腱炎 NR 0 94.1 0 1.06
棘下筋全層損傷 NR 12.5 96,8 3.87 0.9
Walch G,et al(1998) 小円筋断裂・脂肪変性 NR 100 93 14.29 0.93

まとめ

本記事では、Hornblower’s testの目的や方法について解説しました。

Hornblower’s testとは…

  • 回旋筋腱板後部の損傷の評価に用いられる

作業療法士は語りたい!

このHornblower’s signは臨床的によくみられる動きかなって思いますね。
単なる代償動作って捉えるのではなく、どこが原因か明確化することで、
対策もはっきりするだろうね!
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