Rehabilitation

排便障害 – 定義・種類(便秘、下痢、頻回便、便失禁)・症状について

 

トイレの問題は介護をする側、される側にとっても大きな問題になります。

本記事ではこの排便障害について…

  • 定義
  • 種類
  • 症状

…などについて解説します。

排便障害とは?

そもそも排便障害の定義についてですが…

正常な排便が障害された状態

…とされており、排便機能障害とも呼ばれています。

排便障害の種類について

では、この排便障害にはどのような種類があるのでしょうか?
主に…

  • 便秘
  • 下痢
  • 頻回便
  • 便失禁

…といったものがあげられます。

以下に詳しく解説します。

便秘

便が固く、出すのに苦労したり、何日も出ないといった状態を言います。
このような状態になると腸内の悪玉菌が増加し、ますます腸内環境が悪化してしまい悪循環に陥ります。
また、あまりにも便秘が長期間続いている状態の場合は腸閉塞の可能性もあるので注意が必要です。

ちなみにたとえ毎日排便していても、うさぎの糞のように固く、水分の少ない便は便秘と言えます。
逆に、数日間出なくても、出てきた便が有形で、柔らかくスムーズであれば便秘ではありません。

下痢

下痢は便の水分が多くなり、便の形が有形でなくなり、水っぽい状態です。
長期間下痢が続くと、脱水や栄養障害を引き起こす場合があるので注意が必要です。
また、肛門周囲の皮膚の炎症などによる痛みを訴えるケースも多いようです。

頻回便

1日に10~15回以上の排便がある場合は頻回便と言えます。
この場合、過敏性腸障害の可能性もあるので大腸内視鏡検査などを行って原因をはっきりさせることが重要です。

便失禁

便が我慢できずに漏れたり、あるいは知らないうちに出てしまうことです。
原因によって便失禁の症状が異なります。

  • 腹圧性便失禁
  • 切迫性便失禁
  • 溢流性便失禁
  • 機能性便失禁

腹圧性便失禁

腹部に腹圧がかかった時に便が出てしまう症状です。
肛門をしめる筋肉が弱かったり、肛門をしめる神経が損傷されていたりするとおこります。

切迫性便失禁

下痢など急激に便意を感じたとき、我慢できずに漏れてしまう症状です。
腸が過敏になっている場合などにおこります。
このように、便が我慢できずに出てしまったり、知らないうちに漏れてしまう状態を便失禁と言います。

溢流性便失禁

便秘の症状があり、たくさんたまった状態の時に便が溢れ出てくる失禁です。

機能性便失禁

トイレの場所がわからなかったり、トイレまで歩けないために漏れるなど、排便に関する判断や動作ができないために漏れる症状です。

これらのタイプが重なっている場合もあります

まとめ

本記事では排便障害についてその定義や種類について解説しました。

排便障害とは…

  • 定義としては、正常な排便が障害された状態をいう
  • 種類としては、便秘・下痢・頻回便・便失禁などがあげられる
  • 便失禁もその原因によって種類がわけられる

作業療法士は語りたい!

排便障害に関わる問題って非常にデリケートな問題ですから、
早急かつしっかりとした支援が必要ですよね!
介護を受ける当事者も、介護をする側も、
身体的、精神的負荷が大きいと言われているからね!
排泄リハビリテーション

排泄リハビリテーション

穴澤 貞夫, 後藤 百万, 高尾 良彦, 本間 之夫, 前田 耕太郎
9,680円(11/19 03:35時点)
発売日: 2009/03/03
Amazonの情報を掲載しています
sponsored Link
 

ピックアップ記事

Sponsored Link

PAGE TOP