Rehabilitation

ドラッグ操作が難しいならクリックロックを使うべし!

 

上肢、手指の機能障害の程度によってはマウスによるドラッグ操作(クリックボタンを押しっぱなしにしてマウスを移動する)って難しい場合があります。
就労支援におけるパソコンによる事務作業を行う場合の一つの課題かもしれません。
そんな時は“クリックロック”と呼ばれる機能が有効かもしれませんよ!

クリックロックについて

クリックロックとは、マウスのボタンを押しっぱなしにしなくてもドラッグや強調表現ができる機能です。
通常ドラッグするときはクリックボタンを押したままポインタを移動させなければなりませんが、上肢や手指の障害によってはクリックボタンを押したまま保持し、さらにマウスを動かすという動作が難しい場合があります。
クリックロックの機能を使うとクリックを一定時間長押しすることでドラッグしたい状況を保持できるので、クリックボタンから指を離しても問題なく保持を維持することができます。
あとはマウスを移動させ必要な場所で再度クリックするとドラッグ状態が解除されます。

クリックロックの起動方法

このクリックロックをONにする方法ですが、

[スタート]ボタン→[コントロールパネル]→”ハードウェアとサウンド”項目から[マウス]をクリックすることで「マウスのプロパティ」画面が表示し、“クリックロック”項目の[クリックロックをオンにする]にチェックする。
となります。

マウスキーでもキーロックは可能

キーボードのテンキーをマウスのように操作できる機能である「マウスキー」でもキーロック機能が備わっています。
テンキ―の[0]キーがボタンロック、[.]キーがロック解除に割り振られています。
つまり、ドラッグしたい対象の上までポインタを移動したら[0]キーを入力し、そのご移動したい場所までポインターを操作し、その後[.]キーを押してロック解除…という方法です。

関連記事:マウスが使えない?テンキーをマウスとして使うマウスキー機能について

クリックロック設定が有効な対象疾患や障害

マウス操作をする上肢や手指の筋力低下、振戦症状が強い方には有効な機能と言えます。
加えて2つ同時の動作遂行が困難なケースにも有効かもしれませんね。

まとめ

痙性や不随意運動、振戦といった上肢、手指機能障害の方にとってマウスによるドラッグ操作は一つの課題になってきます。
“クリックロック”というアクセシビリティ機能を支援する側が知っているだけでも、クライアントのパソコン操作を行いやすくする環境設定に繋がった行くのだと思います。

作業療法士は語りたい!

このクリックロックって、ヘッドポインターやマウススティックを使用している方にも有効でしょうかね?
もちろん有効だろうね!
ただその障害の程度や、残存機能の有無によっても左右されるから、マウス操作が難しいなら、テンキーに変更といった“臨機応変”な対応が必要になるかもね!
その臨機応変な対応ができるようになるためにも、OTは包括的な知識を持っていないといけないですね!
そういうことだろうね!
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