Muscle

上腕筋(じょうわんきん)- 起始停止・支配神経・血液供給動脈・

 

肘関節を屈曲させるのに最も貢献している筋がこの“上腕筋”になります。
今回はこの上腕筋について、その起始、停止や支配神経、基本的な働きやトレーニング方法などについて解説します。

上腕筋の起始・停止について

上腕筋の解剖学的な知識でもある“起始”と“停止”についてですが…

  • 起始:上腕骨前面(三角筋粗面下方)・内側・外側筋間中隔
  • 停止:尺骨粗面・肘関節包(尺骨鈎状突起)

…となります。
以下にも詳しく解説します。

起始て

上腕筋の起始についてですが、上腕骨の内側および外側前面の下半、両側の筋間中隔、肘関節方前面から起こっています。
その筋の形は羽状筋と呼ばれるもので、上腕二頭筋に被われて停止部へ向かいます。

停止

上腕筋の停止についてですが、起始部から走って筋紡錘→強い腱となり、鈎状突起と尺骨粗面、そして一部は肘関節包に付着し停止します。

上腕筋の支配神経について

上腕筋の支配神経ですが…

筋皮神経(C5,C6,C7)

…となります。

ただし、上腕筋の外側部は橈骨神経の支配を受けることが多く、その数字は62%との報告もあります。

上腕筋への血液供給動脈について

上腕筋へ血液供給している動脈ですが主に…

橈側反回動脈

…があげられます。

上腕筋の主な働き

上腕筋の働きは、

・肘関節の屈曲
…になります。

この上腕筋は肘関節を屈曲するための最も主要な筋になります。
肘関節の屈曲には、烏口腕筋上腕二頭筋も協調して働きます。

詳細には、前腕を回外しながらの屈曲の際は上腕二頭筋と協調し、
前腕を回内しながらの屈曲の際は上腕筋単一で作用します。

ただし純粋な肘関節の屈筋はこの“上腕筋”のみになります。

上腕筋が働く場面って?

上腕筋が働く具体的な場面についてですが、日常生活(ADL)とスポーツ場面において以下に解説します。

ADL

・物を持ち上げる時
・食事の際にお椀や箸を口へ運ぶ時
・本を読むときに肘を曲げて固定しておく時

スポーツ

・アームレスリング

上腕筋のトレーニング方法について

上腕筋のトレーニングには、

・バーベルカール
・プリチャーカール
・チンアップ

上腕筋を英語で何て言う?

Brachialis muscle

上腕筋をラテン語で何て言う?

M. brachialis

読み方

ブレェィキィアリス

腕力=上腕筋?

一般的に腕力=上腕二頭筋の働きってイメージが強いかと思います。
しかし、その筋の形状から考えると、上腕筋の方が腕力の強化に貢献していると言えます。

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