Rehabilitation

BIT(Behavioural inattention test ) -半側空間無視の検査方法・特徴・カットオフ値について

 

半側空間無視の評価の方法に、“BIT(Behavioural inattention test )”という検査方法があります。
この検査は実際の日常生活を模した行動検査も含むことから、非常に作業療法にとって有益な検査方法だと思っています!
そこで今回はこのBITの特徴や検査方法、カットオフ値などについてまとめてみました!

BITの特徴について


従来の半側空間無視の検査では、クライアントの行動面に対する系統的検査をおろそかにしがちなものだった…と問題視されていたようです。
たしかに線分末梢検査や線分二等分線検査で問題がないクライアントでも、ADL動作上で無視の症状が著明な場合って臨床でみられることですからね。

現在はこのBITは半側空間無視の国際的な検査法として広く使用されています。
ちなみに『BIT行動性無視検査日本版』は日本の高齢者に適応しやすいように作成されているのも特徴です。

線分抹消試験ではだめなの?

半側空間無視の検査では、線分末梢試験や簡単な描画、模写化課題などが多く使用されていますので、「これだけでいいのでは?」と思われがちです。
たしかにこれらの検査では半側空間無視の症状があるかどうかを判断することはできます。
しかし、日常生活において紙面上の検査のみでは、クライアントに起こり得る問題の予測には役立たせることができにくい検査法です。
そこでBITを使用することで、半側空間無視に関連した日常生活能力を客観的に評価することができ、作業療法の訓練に反映することができます。

BITは通常検査と行動検査で構成されている!

BITは大きく分けると、

・通常検査
・行動検査
…の二つで構成されています。

通常検査は線分末梢検査や文字末梢検査といった古典的な検査方法によって、行動検査は日常生活をデモンストレーションした場面設定をしたうえでの課題によって検査します!

次ページ:BIT検査の内容について

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