Muscle

肘筋(ちゅうきん)- 起始停止・支配神経・血液供給動脈・

 

肘関節の浅層筋であり、伸筋の一部でもあるのがこの肘筋になります。
肘筋は肘関節の背部に位置する小さな三角形の形をしている筋で、上腕三頭筋へと続いていて補助的に働くと言われています。
今回はこの肘筋の起始、停止や支配神経、基本的な働きやトレーニング方法などについて解説します。

肘筋の起始・停止について

肘筋の起始、停止については…

  • 起始:上腕骨外側上顆後面上方
  • 停止:尺骨後面(肘頭後面)と後縁の上方1/4

…となります。
以下に詳しく解説します。

起始

肘筋は上腕三頭筋の内側頭の一部が独立した筋で、上腕骨の外側上顆の後面と、肘関節包から起こり内下方に向かいます。

停止

肘筋の停止についてですが、扇状に広がって尺骨後縁と後面の上部に付着(停止)します。

肘筋の支配神経について

肘筋の支配神経についてですが…

橈骨神経(C6~C8)

…になります。

肘筋への血液供給動脈について

肘筋へ血液供給している動脈は…

  • 上腕深動脈
  • 反回骨間動脈

…となります。

肘筋の主な働き

肘筋は主に以下のような作用に働きます。

・前腕の伸展(上腕三頭筋との協調による働き)
・回内・回外時の肘の安定化
・伸展時の関節包の衝突回避

以下に詳しく解説します。

前腕の伸展

肘を伸ばして腕を押し出す上腕三頭筋の働きの補助に作用します。

回内・回外時の肘の安定化

肘筋は前腕の回内のときに主に働き、尺骨を外転させる…と言われています。

伸展時の関節包の衝突回避

肘関節を伸展させる際に、関節包が肘関節に対して衝突するのを防ぐ役割も担います。

肘筋が働く場面って?

肘筋が働く具体的な場面についてですが、日常生活(ADL)とスポーツ場面において以下に解説します。

ADL

・ドアを押し開ける
・物を投げる
・物を頭上に持ち上げる

スポーツ

・砲丸投げ・やり投げの投てき
・相撲の突き押し
・バレーボールのスパイク

肘筋を英語で何て言う?

Anconeus muscle

肘筋をラテン語で何て言う?

M.anconeus

読み方

アンクォウニーアス
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