音楽が人にもたらす影響について、各国で様々な研究がされています。
今回は音楽が心臓、脳、健康にもたらす7つの効果についてまとめてみました!
目次
1.視覚的·言語的なスキルの向上
いくつかの研究によると、幼少期の音楽教育によって言語能力、コミュニケーション能力、視覚的な能力の向上を促すことがわかっています。
4歳児~6歳児へのリズム訓練を含める音楽教育を1か月間行った結果、ピッチやメロディ、音声などの基本的な音楽スキルの能力アップをもたらしたようです。
また、8歳~11歳の被験者への研究によると、この音楽教育を受けていない人よりも言語性IQと視覚的能力が高いことがわかったともあります。
娘は幼児の頃、テレビを見ているとBGMを直ぐに耳で拾って一緒にメロディーを唸り出すのでうるさくて仕方なかったのだが、成長と共にめきめきと言語の才能を見せるようになり、言語能力と耳の良さは本当に関連があるのだと気が付いた。でも同じく耳の良さでも音楽的才能とは違う脳の働きの感じ。
— いかすみ (@ikasumi_) 2015, 12月 13
2.健全な脳の老化を保持
音楽によって古い記憶を呼び覚ますと同時に、メンタル面を賦活させる効果もあります。
また脳卒中などによる脳の損傷がある場合でも、音楽を聴くことで脳の活性化に効果をもたらすこともわかっています。
楽器をやったり歌を歌ったりしてると、老化が遅くなり、脳が活性化されるらしい。ならば、なおさら、歌おう。音楽をやろう!
— たじまよしゆき (@yoshiyuki_music) 2014, 8月 1
→会社経営にもこのような視点が必要なのだろうな・ここだからできる。比較優位があるのは何か、それを探す・言葉音楽は脳にいいらしい楽器の演奏は老化を食い止める効果があるということが、ある最新の研究結果によって明らかになりました。
— meguro01a (@meguro01a) 2014, 4月 28
3.気分の変化をもたらす
音楽によって興奮したり、悲しんだり、幸せに感じたりすることがありますが、これは脳内物質であるドーパミンの分泌を促す働きがあることがわかってきています。
また、ある研究によるとメジャーキーでの早いテンポの曲は気分を高揚させ、マイナーキーでのゆっくとしたテンポの曲は悲しい気分にさせる効果があると立証されています。
気分転換には、音楽
イヤホンで最大音にしてから
ガンガン
— a n j u *.+゜ (@an199802271) 2015, 12月 26
音楽を利用してますか?
音楽は気持ちを変化させる力が
あります。
どうしても気分が落ち込んでいる時に
音楽の力を借りるのも手ですよ。— よしよし@医療系勉強垢 (@yoshivlog) 2018年5月5日
4.脈拍や血圧へ影響
音楽によって心臓を強化し、心疾患の患者の回復を促進する効果があるとわかってきました。
お気に入りの音楽を聴くことで、血管の健康を促進する効果があるようです。
マサチューセッツ総合病院で行われた研究によると、寝たきりの心臓病患者に30分間音楽を聴かせて過ごしてもらっていると、高血圧改善、頻脈の改善、痛みの改善の効果がみられたようです。
人間の耳は聴覚は、大きな音、生物の声により多くの注意を向け、低い大きな音には血圧血流を上げる反応を示す。音のパターンからリアクション準備対応を即座に用意しようと脳全体が働くようになっている。音楽は、その機能を土台に成り立っている
— 市場つよし (@t_shijyo) 2015, 11月 3
5.睡眠の質を改善する
ストレスや不安による睡眠障害にも音楽が効果があるとされています。
この場合、一定のリズムや単調な音楽(歌のない音楽)がより効果的と言われています。
自分眠れないからYouTubeで眠れる音楽っての流したら1.2分で寝てわろた
— はにゅー (@hanyu0411) 2015, 12月 27
6.免疫システムをブースト&痛みを軽減
音楽は、免疫力を低下させ、心臓病のリスクをアップさせ、骨密度の低下などをもたらす“コルチゾール”というストレスホルモンを低下させる効果があることがわかっています。
50分間音楽を聴くことで、抗体のレベルが上昇するという研究結果もあるようです(この研究では“アップリフティングダンスミュージック”についての効果をあげています。)
『クラシック音楽』
クラッシック音楽は、免疫細胞のリンパ球を増やすなど免疫力の強化、精神的な不安の軽減、痛みの緩和に良い働きがあります。ストレス解消にも大変よいのでしょう。
特にモーツァルトがいいそうですよ。
ぜひ聞いてみてください!!
— 健康!!第一!! (@starf777) 2015, 12月 31
音楽を聴き、免疫力を高める:朝は自分の細胞が喜ぶ音楽のシャワーを浴びよう|朝の習慣
— 佐藤 伝 (@9masu) 2015, 12月 14
7.うつ病&不安を軽減
ドレクセル大学の研究者らによると、音楽を聴いたり音楽療法士とのプログラムに参加したがん患者は、不安の減少を経験しより良い血圧レベルとメンタル面の安定を維持していたことがわかったようです。
音楽によって生活の質の向上がもたらされるということです。
オーストラリアの子ども病院での音楽療法の様子。病院での生活は子どもたちにとって、とてもつらいこと。音楽療法によって不安を軽減したり、「普通さ」を取り戻すことができる。https://t.co/IwCdawULCo #音楽療法
— 佐藤由美子・音楽療法士 (@YumikoSatoMTBC) 2016年6月11日
まとめ
こうしてみると、音楽をただの“娯楽”や“アクティビティ”に留めておくことはもったいないなーなんて思いました!
ちょっと視点を変えるだけで自分の作業療法をもっと唯一無二のものにできるのかもしれませんね!
作業療法士は語りたい!
参考記事:7 Ways Music Benefits Your Heart, Brain & Health