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作業療法士は多くの映画を観るべきだと思う10の理由

 

映画が好きです。
いままで非常に多くの作品を観てきましたが、これ実は非常に作業療法士としての糧につながると思っています!
今回は作業療法士だからこそ多くの映画を観るべきだと思う理由について(主観的ですが)!

作業療法士が映画を観るべき理由について!

ではなぜ作業療法士が様々な映画を観ることが重要であり、臨床や現場で非常に役に立つと考えられるのでしょうか?
結論から言えば、以下の10の項目があげられます。

①適応力が身に着く
②語学力が身に着く
③雑談力が身に着く
④想像力が身に着く
⑤感情表現が豊かになる
⑧時間管理能力が身に着く
⑦心に余裕が生まれる
⑧時間管理能力が身に着く
⑨目標を持った生活が送れる
⑩人生が豊かになる

①適応力が身に着く



一人の俳優や女優はその作品でのキャラクターに合わせて様々な演技を行います。

ハリウッド俳優のブラッドピットを例に出せば、サスペンス映画の名作でもある『セブン』では血気盛んな新人刑事を演じた一方、
コメディ映画の『スナッチ』では母親想いの素手ボクシングチャンピオンを演じたり、『マネーボール』ではやり手の野球スカウトマンを演じました!

その状況や相手に合わせて自分のキャラクターを“ある程度”変化させていく『適応力』というものは、たくさんの様々な年齢、性別、性格が異なるクライアントと接するOTにとって必要な能力とも言えます。

②語学力が身に着く




英語力が身に着くことで、最先端の海外の文献や資料を読んだり、聴いたりすることができたりと、作業療法士としての知識、技術の向上、情報収集のためには語学力は必要な能力と言えます。
ただし社会人になり、しっかりと英語を学ぼうと思ってもなかなか時間を作れないことが多いのも事実。

そういった場合は洋画を字幕で(もしくは字幕なしで)観るだけでも、語学力の向上につながるようですし、実際そのような方法で英語力を高めた方はいらっしゃるようです!

③雑談力が身に着く



作業療法士がクライアントとの良好な人間関係を構築するために必要なことって、上から目線の知識でもなく、独りよがりの技術でもないんだと思うんです(苦笑)
案外共通の話題を見つけ、雑談することで簡単にラポールを築いてしまうことが多いように感じます。

クライアントの年齢層…によって左右はされますが、それこそ戦争を経験している高齢者の方にとっては『戦場にかける橋』なんかは非常に人気のある作品ですから!

④想像力が身に着く




作業療法士はクライアントの人生をより“その人らしく”するための支援を行う職業…と言っても過言ではありません。
その為にも、作業療法士自身が様々な経験をし、それを知識としてインプットする必要があります。

とはいっても様々なことを1から体験するには限界があります。

そこでたくさんの映画を観る事で、多くの「人生経験」を疑似体験でき、より想像力が高まって臨床や現場に応用できると考えています。
個人的には個性的な人生を疑似体験できるとしておすすめなのは、ブラッドピット主演の『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』ですね!

⑤感情表現が豊かになる



映画を観る事での感情表現については、

・映画を観て感動する、笑う、怒るといった感情移入を経験すること
・作中での登場人物の演技としての感情表現の方法を知識としてインプットすること

の2つがあると考えています。

どちらも大事なことですが、自分の潜在意識に働きかける意味では前者の方が重要な印象があります。
後者はどちらかというと、作業療法士側の感情表現のテクニック的な要素でしょうね!

⑥感情の変化に気づきやすくなる




登場人物の感情の変化を追うことを意識して行っていると、クライアントのふとした感情変化にも気づきやすくなります。
その変化が良い方向のものなのか、悪い方向のものなのか、どちらにしてもその変化をしっかりと気づくことは作業療法士として必要な能力と言えます。

⑦心に余裕が生まれる



前述したように、作業療法士は他人の人生をより“その人らしく”するための支援をする職業です。

…それなのに、自分の人生を“自分らしく”過ごしていない人が多くみられます。
心が摩耗している状態では、どんなに知識や技術があってもそれは表面的なものでしかなくなってしまいます。

「映画なんか観てる暇があるなら、研修に出たり文献や論文を読むべきだ!」

って言っている人ほど、結構ボロボロになっていて、クライアントにもどこか冷たい対応をしているような気がします。

よりよい作業療法サービスを提供するためにも、自分自身が余裕を持って楽しむ経験が必要なんだと思います。

⑧時間管理能力が身に着く




“たくさんの映画を観る”というのを課題として自分に課すことって、実は結構大変なことなんです。
毎日時間がないなかどうやって映画1本約2時間の時間を捻出するか…。
ある程度タイムマネジメント能力といったものを要することになります。

この時間管理能力を身に着け、スケジューリングを習慣化するためにも

「週末の夜は必ず1本は映画を観る時間を作ろう」

と決めた上で、予定を立てたりタスクをこなしたりする必要があります!

⑨目標を持った生活が送れる



仕事に慣れてくると毎日なんとなく決まったことだけを行い、ほとんどのことがルーティンでこなされてしまいます。
それでも作業療法士なんかはまだ毎日の変化を感じられやすい職業ですが、その中でも「漫然とした不安」に悩まされる時期がふと来ることがあるようです。

「今週は○○の映画を観よう!」
「今月はホラー映画を中心に観てみよう!」

といったちょっとした「目標」を持つことは、自分の人生を前向きに豊かにするためにも必要な要素と言えます。

OTの人は基本真面目な人が多いので、仕事に関しての目標は常に高く持っていても、
自分自身が生活を楽しむような目標はなおざりになっている方が多くみられますねー(泣)

⑩人生が豊かになる



「映画は人生を豊かにしてくれる」というのは事実だと思います。
様々な人生経験を映画で疑似体験し、それを自分の糧にして、そしてクライアントの人生を豊かにするための材料にする。

この「人生が豊かになる」というのは、支援する側のOTも、支援される側のクライアントも両方とも「豊かになる」ということになります。

まとめ

今回は作業療法士がたくさんの映画を観る事で得られるメリットについて、自身の経験も加えてまとめさせてもらいました!
もちろん様々な意見があるでしょうし、すべての項目が当てはまることも少ないかもしれません!
それでもこれによって知識や技術だけではなく、もっと根本のところを見直すきっかけになってもらえば幸いです!

作業療法士は語りたい!

独身の時は週に3本はDVDレンタルしてたね!
おお!
ある意味あの時期があったから、今は余裕を持ってクライアントに接することができていると思うよ!
なるほど!
映画を観る時間や心の余裕もない状態の人が、
本当にいいサービス提供なんてできないですからね(泣)
 

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OT愛東

臨床15年目の作業療法士。
作業療法士としてのキャリアと同時に、音楽関係、アパレル関係、ナイトビジネスなどの経験を経て現在ウェブ事業の展開も行っている。
現在は作業療法士のキャリアアップを目的としたウェブメディア『作業療法プレス』をはじめ、複数のブログメディアを運営。
また、自身の様々なキャリアから、改めて「働き方」を考え、支援するために“働きにくさをリハビリする”産業作業療法研究会を設立。
日本作業療法士協会会員・日本職業リハビリテーション学会員・両立支援コーディネーター

OT若菜

臨床3年目の新人作業療法士。
手先が器用なため、手工芸を用いたアクティビティでの介入が得意。
これといった趣味はなく休日は家でダラダラしている。
現在彼氏募集中。
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