就労支援や復職支援といった職業リハビリに関する資格をまとめてみました!

障害者の就労や復職、雇用支援を行うための人的な環境について調べていくと、様々な資格があることがわかります。
今回その職業リハビリに関わる資格(作業療法士以外)についてまとめてみました!

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職業リハビリに関わる資格について

以下に障害者雇用や就労といった職業リハビリに関わる資格についてまとめてみました。
特に国家資格、民間資格などの区別はしていませんのでご了承ください。

障害者職業カウンセラー

障害者職業カウンセラーとは、高齢・障害・求職者雇用支援機構職員の職種の一つであり、障害者の就業支援を職務の目的としています。
取得するためには『独立行政法人 高齢・障害・求職者雇用支援機構』の障害者職業カウンセラー職の職員採用試験に合格して採用された後、厚生労働大臣指定講習を受ける必要があるようです。

ジョブコーチ



ジョブコーチ(job coach)とは、障害者の就労に当たり、出来ることと出来ないことを事業所に伝達するなど、障害者が円滑に就労できるように職場内外の支援環境を整える者を指します。
またジョブコーチには3つの種類があって、「配置型」「第1号」「第2号」に分けられており、それぞれ資格を取得するためには、『独立行政法人 高齢・障害・求職者雇用支援機構』で行われる研修や、厚生労働大臣が認める研修を修了する必要があります。

両立支援コーディネーター

両立支援コーディネーターとは働きながら治療を続けるための支援をすることを目的としています。
対象とする疾病は「がん」「糖尿病」「脳卒中」「メンタルヘルス」の4つに分類されています。
取得するには『独立行政法人 労働者健康安全機構』で実施される基礎研修を受講する必要があります。

関連記事:両立支援コーディネーターの資格を作業療法士が取得するメリットについて

障害者職業生活相談員

障害者職業生活相談員は「適職の選定、職業能力の開発向上など職務内容について」「障害に応じた施設設備の改善など作業環境の整備」「労働条件、職場の人間関係など職場生活に関すること」「余暇活動」「その他の職場適応の向上」など、職業生活全般についての相談・指導を行うための資格になります。
ちなみに障害者を5名以上雇用する事業所では「障害者職業生活相談員」を選任することが義務付けられています。
取得するためには、「独立行政法人 高齢・障害・求職者雇用支援機構」が実施する「障害者職業生活相談員資格認定講習」を修了する必要があります。

社会福祉士



社会福祉士とは医療・福祉・教育・行政機関等にて日常生活を営むのに問題がある人からの相談に対して助言や指導、援助を行なう専門職になります。
現在は社会福祉士の養成カリキュラムに「就労支援サービス」という科目が入り、国家試験でも対象科目になっているようです。
これは今後ますます社会福祉士による就労支援の必要性が高まっているということにもなります。
ちなみに社会福祉士の資格を取得するためには、受験するための必要条件を満たした上で国家資格を取得しなければなりません。

精神保健福祉士



精神保健福祉士とは、精神障害者に対する相談援助などの社会福祉業務に携わる専門職になります。
就労支援においては、主に精神障害を有する人に対して支援を行うことが多いようです。
取得するためには前述した社会福祉士同様受験するための必要条件を満たした上で国家資格を取得しなければなりません。

まとめ

障害者の就労支援を担う人材…としては前述したような資格以外にもさらに多種多様なものがあります。
作業療法士が障害者の就労支援、復職支援に関わる場合、どのような職種があるのか把握することも重要ですが、自身のキャリアップも考えると、取得できる資格は取得しておいていいかもしれませんね!

作業療法士は語りたい!

OT以外の資格取得って、やっぱり必要なんでしょうかね?
自分がどういうOTになっていくか、どの現場で働くかによって決まると思うけど、
資格を取得することを目的とするよりは、
曖昧な知識をしっかりと順序立てて体系的に学びなおすための手段、として活用することも大事かなと思うんだよね。
合格不合格の結果だけでなく、勉強するプロセスもOTのキャリアアップにつながるって考えたほうがいいんでしょうね!