高齢者の視覚に関する4つの症状とパソコン画面設定まとめ

高齢者の方がパソコンをスムーズに使うためには、まずしっかりと「見えやすくする」ことが重要と言えます。
その方法も様々ですが、今回は基本的な画面設定をまとめてみました!

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高齢者に対しての認識の違い

高齢者へのパソコン支援をする際に、見えにくさの改善のために文字やアイコンを大きくする…という方法が考えられるかもしれません。
しかしその見えにくさの背景には「老眼」といった症状だけでなく白内障や緑内障といった疾患の場合もあります。
一概に「大きくすればよい」というわけではないんですね。

ボヤケによる見えにくさに対して

ソフトウェアでの方法

画面の解像度を落とす
文字のサイズを大きくする
マウスポインタを大きくする
画面拡大ソフトウェアを使用する

ハードウェアでの方法

モニタを大きいものにする
刻印の大きなキーボードを使用する
シール等を使用しキーボードの文字を大きくする

その他の方法

適切なメガネを使用する
パソコンモニタ用レンズを使用する

まぶしさによる見えにくさに対して

ソフトウェアでの方法

画面の表示を白黒反転表示に変更する

ハードウェアでの方法

モニタの輝度を調節する
白黒反転のキーボードを使用する
シールなどでキーボードに白黒反転文字を張る

その他の方法

部屋の照度を調整する
サングラスやゴーグルを使用する
カーテンを利用する

視野が狭い見えにくさに対して

ソフトウェアでの方法

画面の解像度を調整する
文字サイズを調整する
アイコンの大きさを調整する

ハードウェアでの方法

モニタのコントラストや輝度を適切に調節する

その他

視距離を適切にとるようにする

視野の中心がみえない見えにくさに対して

ソフトウェアでの方法

画面の解像度を落とす
文字サイズを大きくする
アイコンの大きさを大きくする
マウスポインタの大きさを適切に設定する

ハードウェアでの方法

モニタのコントラストや輝度を適切に調節する

まとめ

日常生活に支障が出るほどの疾患や障害を有していなくても、高齢者の方へのパソコン支援はQOL向上につながる方法と言えます。
そういった高齢者の方に怒りがちな視覚に関する課題を把握するとともに、それに対しての支援方法もしっかりと把握しておく必要があります。

作業療法士は語りたい

ちなみにここ数年で高齢者の方のスマートフォン所有率は伸びているけど、
インターネット利用率だけでみるとやっぱりまだパソコンでの利用数の方が多いらしいんだ。
パソコンにしてもスマホにしても、
見えにくさの改善方法はOTとしては知っておく必要があるんでしょうね!