認知症高齢者による自動車運転事故の事例をパターン別にまとめてみた!

過去の認知症高齢者の自動車運転による事故の事例を調べていくと、大枠ですがいくつかのパターンがあるような印象を受けます。
今回は過去の認知症高齢者による自動車運転事故の事例から、事故のパターンをいくつかのカテゴリーにわけてまとめてみました!

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認知症高齢者による自動車運転事故の例

認知症高齢者による自動車運転事故の例ですが、複数の事故事例を調べ、以下のようなパターンにわけてみました。

・ブレーキとアクセルの踏み間違え
・店舗への侵入
・道路の逆走
・信号無視
・歩道暴走事故
・車両同士の衝突
・線路内への侵入

もちろんその事故の事例も多様的ですが、大きな枠でいえばこのようなパターンに分けられると思います。
以下、それぞれの詳細について、動画も含め説明します。

ブレーキとアクセルの踏み間違え

認知症の高齢者による自動車運転事故の事例で多いのはこのブレーキとアクセルの踏み間違えになります。
このブレーキとアクセルの踏み間違えによる事故は圧倒的にAT車によるものが多いことからも、その操作環境の早急な改善や対策が求められています。

店舗への侵入


この原因としては前述した“ブレーキとアクセルの踏み間違え”の他にも、“アクセルの踏み込みすぎ”による事例も多いようです。
AT車による事例が多いことからも、高齢者の自動車運転とAT車は相性が悪いのかもしれません。。

道路の逆走

一般道路の逆走だけでなく、高速道路を逆走し、その結果重大な事故を起こしてしまう事例が多いようです。
一般道路での逆走の場合は交差点での侵入の間違えによるものが多く、高速道路での逆走はIC(インターチェンジ)やサービスエリアからの進行方向の判断ミスや、予定していたICを間違え咄嗟にUターンしてしまう…といった事例が多くみられています。

信号無視


認知症高齢者の運転だけには限らないかもしれませんが、信号無視による事故も事例としては多いようです。
その原因としては判断ミスや注意配分、覚醒レベルの低下といったものがあげられます。

歩道暴走事故


道路からそのまま歩道に乗り上げ、歩いている歩行者に突っ込み事故を起こしてしまう…という事例も多くみられます。
このような歩道へ侵入する暴走事故を起こす認知症ドライバーからは事故後「車道か歩道かわからなくなった…」なんて供述もあるようなので、視覚的な判断能力の低下も原因の一つとされています。

車両同士の衝突


逆走による正面衝突ももちろん、急な車線変更やセンターラインをはみ出して対向車と衝突してしまう事故も多くみられます。

線路内への侵入


踏切内で立ち往生してしまうケースや、運転中に踏切から線路内に侵入してしまうケースなどがあるようですが、列車との事故は通常運転にも影響を及ぼすので非常に影響範囲が広がってしまう事故と言えます。
また事故の状況や損害状況にもよりますが、多くの場合高額な損害賠償請求を遺族にされることもあるようです。
また、この線路内への侵入というケースは、自動車運転に限らず認知症の高齢者が徘徊しそのまま線路内に侵入したり、寝転がったりして電車にひかれてしまう…という事故も多いと言えます。

まとめ

認知症高齢者の自動車運転による事故は昔から多かれ少なかれあったのだと思います。
過去の大きな事故をきっかけに、社会的に問題視されるようになり、その結果報道が増えたことも「認知症高齢者の事故が多くなった」と言われる原因の一端かと思います。
ただ高齢化社会を考えると、やはり国の施策としても早急な対策が求められてくると思います。
早急な対策、解決のためにも、生活を支援する作業療法士こそこの課題には力をいれていく必要があるのかもしれませんね!

作業療法士は語りたい!

実際に認知症高齢者による自動車運転事故の事例から、事故を起こすパターンを考えて、
それを逆手に予防策を提案することは作業療法士にとっての課題だとも思うんだよね。
単純に「認知症」という大枠で区切るのではなく、認知症でも視覚的な原因なのか、判断力の低下なのかといった、
どの能力低下がどのようなパターンの事故を引き起こす可能性が高いのかって観点の評価も必要でしょうね!

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