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日本で排泄に関して取り組んでいる学会、団体、協会まとめ

 

排泄という問題に対してのリハビリテーションを考えると、国内には様々な排泄問題に対して日々研究している団体があります。
そこで今回は『日本で排泄に関して取り組んでいる学会、団体、協会』をまとめてみました!

日本ストーマ・排泄リハビリテーション学会


“日本ストーマ・排泄リハビリテーション学会(JSSCR)”では“排泄”をテーマにしており、特にストーマや排便、排尿障害をもつ方の福祉の向上につながるよう活動を行っている学会です。
ストーマの増設方法、管理方法、そして排便、排尿障害に対しての治療、ケアにおける医療的な知識と技術の向上のために全国で「ストーマリハビリテーション講習会」を開催しています。
また、毎年「日本ストーマ・排泄リハビリテーション学会総会」を開催しています。
http://www.jsscr.jp/

一般社団法人 日本排尿機能学会


“日本排尿機能学会”は昭和48年に発足し(神経因性膀胱研究会として)、下部尿路機能障害の問題に取り組んでいる学会です。
学会参加者も、リハビリテーションセラピストはもちろん、医師、看護師、薬剤師など多岐に渡って参加しているようです。
http://japanese-continence-society.kenkyuukai.jp/special/?id=16256

日本老年泌尿器科学会


“日本老年泌尿器科学会”は「高齢者および障害をもつ人々の生活の質を改善すべく、広く泌尿器科学に関係する研究を行い、もって国民の健康に貢献すること」を目的として活動しており、
リハビリテーションセラピスト、医師、看護師、臨床検査技師、ケアマネージャーなどが参加しています。
高齢者や障害を持つ人の排泄の問題を解決するために、“排尿機能検査士”の講習会や株尿路症状の排尿ケア講習会を開催しています。
http://square.umin.ac.jp/sgu/

一般社団法人 日本トイレ協会


“一般社団法人 日本トイレ協会”は「一般社団法人 日本トイレ協会は、トイレ文化の創出と快適なトイレ環境の創造、トイレに関する社会的課題の改善に寄与すること」を目的としている国・自治体・民間企業・研究者・一般市民・マスコミなどの有志によるネットワークの中から生まれた団体です。
元々は公衆トイレの見直しから始まり現在に至っているようで、今では海外の関係団体との交流や連携を行うまでの規模になっているようです。
https://www.toilet-kyoukai.jp/

日本大腸肛門病学会


“日本大腸肛門病学会”は「大腸肛門病学における研究、教育及び診療の向上を図るとともに、これを介して国民の健康と福祉に寄与すること」を目的としている学会です。
排泄というよりは排泄機能に関する疾病に特化した学会…と言えると思います。
年に1回“日本大腸肛門病学会学術集会”を開催しています。
https://www.coloproctology.gr.jp/

日本小児ストーマ・排泄・創傷管理研究会


“日本小児ストーマ・排泄・創傷管理研究会”は「小児ストーマケア、排泄管理および創傷管理の向上と普及、これらの管理や治療に用いる用品の開発と普及、ならびにこれらの病態に関する研究」を目的としている研究会です。
ストーマや排泄という課題でも、特に“小児”に特化していて、多くの小児病院、小児科医療スタッフが参加しているのが特徴です。
http://pedwoc.umin.ne.jp/

NPO法人 愛知排泄ケア研究会


“愛知排泄ケア研究会”は「排泄ケアに関する知識の啓蒙や教育、排泄ケアに関わる多職種の連携、排泄ケア専門コメディカルの養成」を目的としているNPO法人です。
活動としては、愛知県内で定期的に排泄に関しての市民公開講座の開催や、“排泄機能指導士”という資格認定を行っているようです。
http://www.m-haisetsu.info/haisetsu/

一般社団法人 日本レストルーム工業会


“日本レストルーム工業会”は「レストルーム業界の持続的な発展を通じて、世界中の人たちの生活文化向上に貢献する」ことを理念として活動している団体です。
レストルーム…つまりトイレを中心とした生活情報の発信や高齢者の住宅におけるトイレについての情報発信、トイレ環境における感染予防などの研究を行っています。
http://www.sanitary-net.com/association/

えひめ排泄ケア研究会

“えひめ排泄ケア研究会”は「排泄ケア携わる皆様と情報交換しながらよりよい排泄のあり方や援助方法について検討できること」を目的として活動している研究会です。
愛媛県内で定期的に排泄に関しての勉強会を主催しています。
http://e-haisetu.m.ehime-u.ac.jp/

一般社団法人 日本創傷・オストミー・失禁管理学会


“日本創傷・オストミー・失禁管理学会”は排泄やオストミー(人工肛門、人口膀胱)によって起こされる皮膚への障害やスキンケアに関する知識、技術の向上を目的としている学会です。
診療報酬対象である“排尿自立指導料”にも対応した下部尿路症状の排尿ケア講習会といったセミナーを主催しています。
http://www.jwocm.org/

一般社団法人 日本お襁褓(おむつ)協会


“日本お襁褓(おむつ)協会”は、排泄介護負担を減らすことを目的として活動している団体になります。
“おむつベーシックインストラクター”や“おむつコーディネーター”、“おむつコンサルタント”といった資格取得のための講座の主催や認定を行っています。
http://www.omutu.net/

一般社団法人アース・フレンドリー・サーキュレーション


“アース・フレンドリー・サーキュレーション”は、排泄やトイレ問題でも特に“山岳地帯、自然公園、世界遺産地域のトイレ改善”、“災害時のトイレ問題”をテーマに活動している団体です。
トイレを介した環境保全という点からも、携帯用トイレの無料配布や普及活動も行っているようです。
http://efc.or.jp/

日本うんこ学会


“日本うんこ学会”は大腸癌啓発を目的とする日本の非営利団体です。
“学会”という名前ですが、実際は社会人サークルに近い団体のようです。
前述したような“マジメ”な学会、団体とは異なり、むしろエンターテインメントを通じて大腸がん啓発、排便の重要性の発信を狙いとしているようですね!
https://unkogakkai.jp/

まとめ

“排泄”というADLの課題一つとっても、これだけの団体や協会、学会があるってことは、それだけ重要な課題であるということがわかります。
どの切り口にしても、作業療法士としてADLの課題である排泄にどう取り組むかってことを考えることが重要なんだと思うんですよね!

作業療法士は語りたい!

こうしてみると、いろんな団体や学会が排泄について取り組んでいるのがわかりますね!
それだけ重要なテーマでもあるってことだろし、様々な意見や見識があることで、
排泄問題に対しての解決が少しでも進展することにつながるのかもしれないね!
 

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OT愛東

臨床15年目の作業療法士。
作業療法士としてのキャリアと同時に、音楽関係、アパレル関係、ナイトビジネスなどの経験を経て現在ウェブ事業の展開も行っている。
現在は作業療法士のキャリアアップを目的としたウェブメディア『作業療法プレス』をはじめ、複数のブログメディアを運営。
また、自身の様々なキャリアから、改めて「働き方」を考え、支援するために“働きにくさをリハビリする”産業作業療法研究会を設立。
日本作業療法士協会会員・日本職業リハビリテーション学会員・両立支援コーディネーター

OT若菜

臨床3年目の新人作業療法士。
手先が器用なため、手工芸を用いたアクティビティでの介入が得意。
これといった趣味はなく休日は家でダラダラしている。
現在彼氏募集中。
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