人間関係での苦手意識とつきあうために重要な6つのポイント

人間関係を円滑にするためにも、相手への苦手意識を上手にコントロールする必要があります。
とは言っても、そのコントロール方法…はいまいちピンとこないかもしれません。
そこで今回はこの“苦手意識”…特に人間関係においてのコントロール方法についてアドラー心理学と作業療法の観点から考えてみます。

Sponsored Link

苦手意識とつきあうために重要な6つのポイント

人間関係、対人関係をスムーズにする上で、障壁になってくるのが相手への“苦手意識”ではないでしょうか?
この苦手意識と付き合うにはいくつかのポイントがあります。

①自分を変えても相手は変わらない



まず相手を理解しようとすることが何より先行します。
「自分への執着」ではなく、アドラーが重視する「共同体感覚」が重要といえます。
自分の見方は絶対的なものではないということに気づき、相手は自分とは違う見方をしているのだと知ることが相手との関係を構築する一歩になります。
相手を理解すると、相手の行動を予想したり、生じそうなトラブルを予防することもできます。

②苦手な人とは無理に仲良くしなくてよい



人が集まれば苦手なひとが2割程度はいるものです。
これはどんな集団においても当てはまりますし、言い換えればどんな人でも世の中の2割の人に苦手意識を持っているってことになります。
誰とでも仲良くできてうらやましい…とある種憧れている人にだって、苦手な人がいるって事実は案外対人関係に悩む人にとっては安心材料だったりします(笑)

③苦手なイメージは上書き解消できる



共同の体験を通すことで、イメージは上書きされます。
相手の長所や尊敬できる点が見つかると、人はだんだん親しく話せるようになる傾向が強いです。
・共通の目標を持つ
・信頼する
・協力する
・共感する
といった共同の体験を重ねることは、他者を理解することに有効なプロセスといえます。
このプロセスは、精神科の作業療法でよくみる人間関係構築の手法に繋がる部分かもしれませんね!

④相手を知れば苦手ではなくなる



自分の勝手な思い込みが苦手意識の原因の場合も多くあります。
やはり相手のことをしっかりと知ることで、改めて自分がもつ相手へのイメージを再確認する必要があるかもしれません。

⑤苦手な人との付き合いは仕事と割り切る



前述したように全員と仲良くするのはムリですし、それは正解とは言えません。
どんな相手によっても、適度な距離を保つことが必要です。
「みんなと同じように接さなければいけない」という“同調圧力”も「皆から認めてもらいたい」という“承認欲求”も円滑な人間関係を構築するうえでは邪魔になってしまうのかもしれませんね!

⑥不機嫌は自分のせいとは考えない



相手の機嫌が悪いと、「自分のせいかな?」「なにか怒らせちゃったかな?」と思ってしまいがちですが、
不機嫌な人にはその人なりの目的があるものです。
そして多くの場合、その不機嫌は自分とは無関係だったりします。
全ての原因が自分のせいだと考え気にする必要はないということですね!

まとめ

円滑な人間関係を構築するうえでの阻害因子の一つ、“苦手意識”についてその原因や上手にコントロールするためのポイントについてまとめてみました。
様々な社会生活を送る上で、人間関係は避けては通れないものですし、相手や環境を変えようとしても限界があります。
やはり自分自身の捉え方を変える事が重要なのかもしれませんね!

作業療法士は語りたい!

社会生活の多くを占める「職業生活」においても、人間関係での問題がほとんどだって言われているからね。
対象が同僚でも上司でも、部下でも取引先でも、苦手な人っていますからね。
アドラー心理学の要素を知っているだけでも、働きにくさ、生きにくさを解消する手段に成り得るってことだろうね!